ろう者との交流の中で気付いた社会課題から新たな展開を考える一方で、国の方針を、どう自分たちの活動に落とし込めるかにも最近はこだわっています。端的に言うと、前者がろう者もスポーツを楽しめる「手話実況」という観戦方法の考案で、後者が手話実況ができるろう者を育成する「手話実況アカデミー」の立ち上げです。

　発想根源となったのは、去年５月に倉敷市で開催されたG7労働大臣会合でした。

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