企業PR支援の㈱Toride（岡山市北区京橋町9－7清水ビル302、柳井孝文社長、資本金100万円）はこのほど、おならに悩む人向けに、音とにおいを軽減する「Toride Pants（トリデパンツ）」を開発した。

　柳井社長の家族が過敏性腸症候群（IBS）ガス型を発症。同症状はガス漏れ（おなら）が頻繁に起こるため、患者は常に精神的な不安、ストレスが付きまとい、特に子どもの場合は、いじめや不登校につながりかねない。下痢型、便秘型、混合型と合わせて全国に約1200万人の患者がいるとされ、効果的な治療法は今のところない指定難病。

　柳井社長によると、消臭機能のある生理用下着などはあるものの、「音対策」は皆無の状態。IBS患者の3割はガス型とされ、「世の中に同じ症状に悩む人が多いのなら、自分が何とかしたい」とまったくの門外漢ながら、ごまかしにくい、いすに座った状態で音を抑える“おならパンツ”の研究を始めた。

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