歴代城主イメージの線香が人気　「香り」にこだわり差別化

　仏壇・仏具販売の㈲三香堂（岡山市北区表町2－6－61、森脇亮介社長、資本金300万円）が展開する、宇喜多秀家ら岡山城主の香りをイメージした線香が観光客に好評だ。

　昨年11月の岡山城天守閣リニューアルに合わせて商品化したもので、歴代城主について文献などからイメージを膨らませ、初代・秀家はさわやかな甘い香りの白檀（びゃくだん）、2代目・小早川秀秋は現代風な生薬、3代目・池田忠継は心が落ち着く沈香（じんこう）に見立てて線香を詰め合わせ「岡山城主香」（1540円）として発売。同時に、直家と妻のお福の方、秀家と豪姫の商品もラインアップした。