WEB VISION OKAYAMA

連載記事アクセシビリティ最前線 マネタイズが切り開く未来

世界、国内で求められる最新のアクセシビリティとは

 昨年2月、バリアフリーの国際賞を受賞した際にオーストリアの国連ウィーン事務所でプレゼンをさせて頂きました。このプレゼンを見た現地企業の社長が、オフィスに招待してくださったことが今回のテーマに大きく関わっています。

 福祉関係の仕事をしていると案内されたのはウィーン中心部の一等地。それも、複数の路面テナント全てが自分の会社だというのです。想像してみてください。東京丸の内のビル1フロアを、福祉を仕事にする企業が入居しているとしたら。驚きを隠せない私は失礼を承知で、「儲かっているのですか?」と尋ねると、胸を張って「Yes!!」で、また仰天。この会社は、手話をするCGキャラクターを制作していて、商品の案内などに合わせ数十秒のアニメーションを作っていたのです。

会員申し込みはこちらから

本誌:2023年12月4日号 9ページ

PAGETOP