映画館運営の福武観光㈱（岡山市北区内山下1－10－30、福武義修社長、資本金8500万円）は、岡山市出身の映画監督・湯浅典子氏の国際展開を見据えた作品「Performing KAORU’s Funeral」（邦題・カオルの葬式）に出資し、撮影地の岡山を世界に発信しようと支援している。12月8日から、本社が入る福武ジョリービル内「岡山メルパ」で初上映する。

　福武孝之副社長が、2017年に湯浅監督から、岡山が舞台の国際共同制作映画で、スペイン人の撮影監督、音楽監督を起用し、シンガポールの配給会社が海外配給・販売パートナーとして参加する企画を聞き、「魅力的な脚本と世界へのチャレンジは面白く、成功すれば岡山のエンタメ文化も伸びる」と直感的に出資を決め、スポンサー獲得による資金調達などをサポートしてきた。

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