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特集[サステナブル特集] ベクトル

不用品の交換企画でリユース体験を 総合買い取り専門店も多店舗展開へ

 古着の買い取り、販売の㈱ベクトル(岡山市)は、「ゴミバコのないセカイへ」をビジョンに掲げ、さまざまな企画を通じてリサイクル率の向上に取り組んでいる。

 新たに導入した「0円お洋服コーナー」は、不要な服を店舗に持ち込めば、ECサイトでの販売基準に満たない服の中から同じ数だけ持ち帰ることができるもの。約100点を常時用意しており、1回当たりの交換上限は5点。昨年12月にベクトル世田谷上野毛店に設置し好評だったことから、今年3月にベクトルPLUS西大寺店に導入。西大寺でも好評だ。

 古着以外のリサイクルも推進しようと、2月には岡山市南区洲崎に総合買い取り専門店「エコスル」を初出店。大型家具、家電、楽器などさまざまな商品を買い取り可能で、取り扱いできない商品は他社を紹介するほか、値段が付かない場合の処分方法なども情報提供する。7月には、2号店を北区庭瀬に出店する予定。

 また、5月27~30日はベクトル老松店で、家庭の不用品を持ち込めば「ごみゼロ交換券」が発行され、書籍やスポーツ用品、おもちゃなどと交換できる「ごみゼロ大作戦」を初開催。気軽にリユース、サステナブル体験できる場として、継続開催する計画。

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本誌:2023年6月5日号 9ページ

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