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特集[ICT特集] プラスエス

業界団体別にセキュリティ規程策定 国のガイドライン基に運用しやすく

 セキュリティ対策のプラスエス(岡山市)は、業界団体向けに情報セキュリティ運用規程の策定サービスを展開している。

 国が定める業界別の安全管理ガイドラインを基に、国家資格・情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)の大久保茂人代表が必要最低限やるべき項目に絞り込みチェックリストを作成。会員企業や施設を回り、セキュリティ対策状況を確認し、2~3週間後に診断結果の報告会を開き抱えている課題や対策を提示する。

 京都私立病院協会では、国内病院でランサムウエアによるサイバー攻撃事例が発生したことを受けて情報セキュリティ診断を依頼。厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の128項目から49項目に絞ったチェックリストを基に各施設を回り、電子カルテや画像診断システムに関連するセキュリティ体制の強化と意識向上を促した。

 大久保代表は「業界独自の情報管理の仕方やルールあり、安全性が高く運用しやすいセキュリティルールづくりを支援していきたい」としている。

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本誌:2023年4月17日号 9ページ

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