WEB VISION OKAYAMA

連載記事河村まどか マナー講座

女性らしい気品ある対応

 貴方様の会社で勤務なさっている女性から、秘密の相談を受けました。社内でお教えする内容は、業務に生かせる男女共通の内容を主に行っておりましたので、「女性に特化した内容を個人的に習いたい」とのことでした。貴方様の女性社員に対しての気遣いで、女性に特化したマナー研修は行わなかった時のお話しです。しかし、女性特有の悩みが尽きないからこそ、女性らしく気品ある対応ができるようになることで、粗雑に扱われなくなりたいとの女性社員様からの訴えでした。

 せっかくならば、「本気で取り組みたいので厳しく指導してほしい」とのご意見をお持ちで、個人の費用負担になっても習いたいと決断しての相談でした。貴方様からのご縁で社内において知り合っていることをご理解頂き貴方様に私から相談してみることになりました。社内では上司としての威厳を放ち部下の訴えは直ぐに了承しない習慣のある貴方様へは、外部から来た私が説得する方が、内弁慶でいらっしゃる貴方様が了承して下さる確率が高いとの女性社員様からの意向でもあったのです。

 貴方様の会社の女性社員様が素晴らしい点の一つは、細やかなお客様への対応は、「私たちにお任せあれ」との心強い意志をお持ちであることです。「どうして、私たち女性にのみ、お茶出しをさせるのか?応接間を掃除させるのか?男性社員は朝の朝礼に出席している時間に、どうして女性はお湯を沸かす係?」と、さまざまな企業様で耳にし、役員様を私から説得してほしいと女性社員様から依頼を受けることもありますが、この度は逆の発想で、男性社員さんには男性社員さんの役割があるので、「接遇は私たちにお任せあれ」との自立心に満ちた女性の皆様でした。

会員申し込みはこちらから

本誌:2023年4月17日号 19ページ

PAGETOP