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連載記事賢い補助金の活用法

「建築」に関する補助金活用し事業推進

 岡山県よろず支援拠点のコーディネーターが、それぞれの得意分野を中心に補助金の有効な活用についてアドバイスする「賢い補助金の活用法」。今回は一級建築士の山田裕紀サブチーフコーディネーターが、「建築」に関係する補助金について紹介します。

 岡山県は、産業構造として製造業の占める割合が全国平均よりも高いことで知られています。岡山県が公表している「平成30年度岡山県県民経済計算」という統計資料によると、経済活動別総生産では、2018年度の岡山県における製造業の占める割合は30.0%、全国平均は20.7%となっており、その高さが伺えます。また、総務省の「平成28年経済センサス-活動調査」によると、製造業の従業者数は県全体の19.5%であり、全国平均の15.6%とこちらも高い割合を示しています。一方で、事業所数は県全体の8.6%で全国平均とほぼ同じであることから、1事業所あたりの売上高や従業者数が高いことが分かり、岡山県は製造業が盛んな産業構造と言えます。県内の自治体もそのことを把握していることから、製造業向けの工場立地に関する補助金があります。

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本誌:2023年4月10日号 9ページ

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