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企業・事業紹介ネットリンクス

2日7日・坂の上のクラウドフェア2023 「DX」推進で経営効率、採用強化を

 ネットリンクス㈱(岡山市北区表町1-7-15、前田洋一社長、資本金1000万円)は、2月7日、岡山市北区駅元町15-1のリットシティビル2階で「坂の上のクラウドフェア2023」を開催する。テーマは「今なら間に合う!中小企業がゼロから始めるDX(デジタルトランスフォーメーション)」。業務のデジタル化に関心を持っているが何から手を付けていいのか分からない中小企業に、同社お勧めのクラウドツールを展示とセミナーで紹介し、ITを活用した経営の効率化をサポートする。


 クラウドツールは、顧客管理やファイル管理、会計・給与管理などのさまざまなシステムをインターネット経由で利用できるもの。紙媒体やエクセルなどによる属人化した管理から移行することで業務の効率化が図れるほか、ネット接続環境があれば、パソコン、モバイル端末を問わず情報にアクセスできるため、社外からも業務が行え、情報の共有化にもつながる。テレワークによる働き方改革や、自然災害などで社屋の倒壊や火災が起こってもデータを紛失せずBCP(事業継続計画)対策につながるなどのメリットがある。

 展示コーナーでは、ネットリンクスが実際に自社や取引先企業に導入した12ツールを紹介。メーンは、開発知識がなくてもシステムを簡単に作成できる業務改善ツール「kintone(キントーン)」とパソコン作業を自動化するRPAツール。kintoneを使ってネットリンクスが開発した顧客管理システムも出展する。そのほか、社内外のコミュニケーションツール「Chatwork」、コンテンツ管理・共有ツールの「box」などをメーカー担当者が分かりやすく紹介する。

 毎回好評の同社社員が解説しながら展示会場を巡るツアーもある。

セミナー
3講師がDX化の事例紹介

 セミナーは、DX化によって得られる経営情報の可視化と共有、生産性向上のための省人化・自動化、バックオフィス部門の営業参加などについて3人の講師を招き実施。サイボウズ㈱(東京都)執行役員の玉田一己氏が「kintone」を活用したDX化のポイントを事例を交えて紹介するほか、㈱ドットコネクト(同)社長の兎澤直樹氏がRPAの使いこなし方、NNA㈱(大阪市)社長の佐藤元相氏が弱者の戦術「ランチェスター戦略」によるITによる差別化について話す。また、セミナーの合間には、ブース出展企業によるツール紹介のミニセミナーも実施する。

 展示会、セミナー共に参加は無料で、250人の来場を見込む。前田社長は「DXって何だろうと思っていても今さら聞けないという経営者も多い。乗り遅れれば、業績面や採用面で同業と差が付く恐れもあり、今がラストチャンスと捉えてぜひ勉強に来てもらいたい」としている。

 問い合わせはネットリンクス(電話086-231-0890)へ。


主な出展ツール

box 世界最高水準のセキュリティを誇る法人向けオンラインストレージサービス。コンテンツの管理、共有、コラボレーション、モバイルでの利用を促進する。世界9万社以上の企業、組織が採用している

kintone ウェブデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービス。ノーコードのため、開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムを簡単に作成できる。導入実績は2万5000社を超える

RPAツール ロボティック・プロセス・オートメーションの略で、パソコン上で行う業務をロボットで自動化する技術のこと。ネットリンクスでは、安価で手軽に導入できる「EzRobot」と機能豊富な「MICHIRU RPA」の2種類を提案する

toBプラットフォーム 企業間で行われている商い行為の販売と購買、見積提出と受け取り、発注と受注、支払いと入金などのIT化を実現。社内システムとの連携も可能で、取引先と共に生産性を大幅に向上できる

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