コロナ回復と物価高の間で景気の岐路　脱炭素化・DX化で投資増加　返済本格化で再編加速

　昨年の岡山経済はウィズコロナの時代に突入、国は人流制限をせず経済活動が活発化した。一方でウクライナ侵攻や円安が原油高、資材高に拍車をかけ企業収益を圧迫した。今年もこれらプラス材料とマイナス材料がせめぎ合う展開が続きそうだ。どちらが優勢になるか、その後の好不況を方向づける分岐点の年と言えるかもしれない。そうした先行きが不透明な中で、飛躍を目指し懸命に活路を模索する岡山県下の各業界の代表に今年の見通しを聞いた。