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特集[「マネタイズ」が社会を良くする] OHK岡山放送

持続的支援にマネタイズ不可欠 届きにくい人に届けるのも使命

 放送活動「手話が語る福祉」を約30年にわたり続けるOHK岡山放送(岡山市)は、昨年10月、「情報アクセシビリティ推進室」を立ち上げ、情報のバリアフリー化の取り組みを加速している。背景にあるのは、世界中のバリアをなくす取り組みを行う団体「ゼロ・プロジェクト」(本部・オーストリア)の国際賞「ゼロ・プロジェクト・アワード2022」の授賞式で目の当たりにした、日本の「福祉」の概念を根底から覆すヨーロッパの発想だった。篠田吉央室長に授賞式での気付きと、視覚や聴覚に障害のある人への情報提供ツールとして企画制作した「シュワQ」に込めた思いなどを聞いた。

 「驚いたのは皆さんがきらびやかでカッコいいこと。パーティーを心から楽しんでいるし、お金の話もオープンにしていた」――。

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本誌:2023年1月1日号 6ページ
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