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連載記事岡山消費者動向分析

テレワーク

 コロナ禍に襲われ始めて世界は3年目になる。私たちはこの間コロナの対応に気を取られていて、世界を襲っている激変について気付いていないのではないか。筆者は大きな変化は二つあると考えている。一つは都会から地方への移住である。若者は「真の豊かさ」とは何かに気付き始めており、都会から田舎への移住が深く静かにしかし確実に進んでいる。

 もう一つの大きな変化は満員電車に揺られて会社に行くことをやめるテレワーク(在宅勤務)の進展である。NTT は「勤務先は自宅とし出社は出張扱いにする」ことを発表した。この新しい動きはまだ一部の会社に限定されるかもしれないが、ネット環境が進化すれば、在宅勤務が可能となり、生産性は大きく改善される。

 筆者が社会で働き始めた時は土曜日も働いていたが、直ぐに週休二日が一般化した。今後は週休三日制度も普及し、在宅勤務は当たり前のようになることが予測される。

 今回はこのテレワークの普及について岡山と全国の比較調査である。

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本誌:2022年8月29日号 9ページ

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