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巻頭特集変化した上場の意義

東京証券取引所新市場区分へ移行 海外展開、人材確保、M&A-ステータスから戦略へ

 4月の東京証券取引所の新市場区分移行に向けた、県内の上場企業の移行先が出そろった。最上位のプライム市場は従来の「1部」以上に基準が厳しくなり、維持負担が大幅に増えることから、県下の上場企業は「上場」の意義を見つめ直すこととなった。海外展開のためプライムに挑戦する企業、維持に必要なコストを経営基盤強化・投資に回すことを選択した企業―。移行を契機に上場はステータスから戦略実現のツールへと変化した。

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