余った真珠をネックレスに　シングルマザーをサポート

　㈱ジュエリー・タナカ（岡山市北区表町2－2－81、田中茂敬社長、資本金1040万円）は、8月21日、岡山市北区表町3－5－19のカフェ＆スペース「コチャエ」で、真珠ハートプロジェクトネックレス贈呈式を開いた。

　真珠のネックレスは海外輸出向けの規格で作られているため日本人には長すぎることが多く、販売時に長さを調整。余った真珠は購入者に返却するが、実際はタンスの肥やしになることがほとんど。

　田中大資専務がこれに目をつけ、余った真珠の寄付を受けてネックレスに加工し、自分のことは後回しになりがちなシングルマザーにプレゼントするプロジェクトを4月に始動。当初は同社顧客の協力を想定していたが、メディアで取り上げられると趣旨に賛同した人からの協力申し出が相次ぎ、全国から70個近い真珠が集まった。