WEB VISION OKAYAMA

巻頭特集脱オーナー経営へセリオがMEBO実施

承継、自主独立、社員経営参加 3つの観点で決断

 ソフトウエア開発のセリオ㈱(岡山市中区原尾島3-16-4、壹岐敬社長、資本金3000万円)は7月2日、経営陣と社員が自社株を除くすべての株式を取得するMEBO(Management and Employee Buyout)を実施した。M&Aの一種で、オーナー経営から脱却し自主独立経営を目指すもの。6年前に創業家からの独立のため株を引き継ぎ期せずして自身がオーナーになってしまった壹岐社長が、今回の措置で完全にオーナー経営からの脱却を果たした。全国的にも親会社からの独立を目的にしたMEBOの事例はあるが、今回のように事業承継を目的にした例は珍しい。

会員申し込みはこちらから

本誌:2020年9月7日号 3ページ
関連リンク:セリオ

PAGETOP