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連載記事なんでもQ&A[損害保険]

あおり運転対策

 Q あおり運転が社会問題となっています。その対策として保険で何かできることはありませんか?

 A 昨今、相次ぐ危険な「あおり運転」が社会問題化しています。悪質な事件も発生しており、本年6月の道路交通法の改正によって罰則の創設と、妨害運転者への免許取り消し処分が可能となりました。岡山県でも岡山県警が全国に先駆けて昨年「あおり110番鬼退治ボックス」という動画提供サイトを立ち上げ、「あおり運転」の抑止に力をいれています。ここ数年この「あおり運転」に遭った際の重要な証拠として注目されているのがドライブレコーダーの映像です。自動車の走行時に記録された映像が妨害行為の証拠となることが広く認識されるようになったことや、前述の改正道路交通法の施行、さらにはドライブレコーダーを設置することによる事故抑止効果も認められていることなどから、ますますニーズが高まっています。

 ドライブレコーダーは妨害行為の証拠となるだけでなく、万が一事故に遭われた際に、事故状況の記録を残すことができます。事故の当事者双方の主張の食い違いが生じた際に、ドライブレコーダーの映像があれば客観的証拠として事故の状況を検証することができるので、交渉がスムーズ進み、迅速に保険金を受け取ることできます。自動車用品店や家電量販店で購入できるのはもちろんのこと、自動車保険のオプションとして、高度且つ先進的な保険サービスを搭載したオリジナルのドライブレコーダーの貸与を行っている損害保険会社もあります。

 例えば、事故の衝撃を検知するとコールセンターへ自動発報を行い、リアルタイムに事故連絡が為され、専門スタッフがお客様をサポートするので、事故発生直後の不安が解消されます。さらに、重篤な状態の場合には救急車の手配を行うなど、命を守るための機能も搭載されているケースもあります。また、事故映像は自動で記録されて保険会社へ送信されるため、事故内容によっては事故状況に関するご説明の負担を軽減することも可能で、「いざ」という時にお役に立ち、安心・安全なカーライフを実現いたします。

 保険サービスが搭載されたドライブレコーダーのオプションの有無や搭載されている機能の詳細については、各損害保険会社で違いがありますので、まずは現在ご加入されている保険会社または代理店へご確認ください。

本誌:2020年9月7日号 22ページ

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