1964年2月の創刊号から55年間の週刊VISION岡山約2000冊をデータベース化し、Web VISION岡山（https://www.visionokayama.jp）から検索できるアーカイブサービスの利用開始に合わせ、誌面を通じて半世紀の岡山経済を振り返る「プレイバックおかやま経済」。玉野信用金庫の破たんと信用金庫の再編、翌年の西暦2000年を前にしたシステム変更対策など1999年の経済ニュースを紹介します。

①元旦営業にヨーカ堂、天満屋ストア参入

　「イトーヨーカ堂、天満屋ストアの新規参入で、岡山県内の大型スーパーの元旦営業がほぼ出そろった。しかし、開けてはみたものの各店舗とも期待ほど売り上げは伸びておらず、一店舗しか営業しなかった地域を除いて、“先行の利益”は薄れ、元旦営業も競合の時代に入った」（1月11日号2㌻掲載）
◆前年11月に開店したヨーカ堂岡山店が早々に実施を表明。ダイエー岡山店、ジャスコ岡山店などは既に実施しており、危機感を募らせた地元の天満屋ストアもハピータウンの岡南店、原尾島店の元旦営業を決定。既存店組は若干落とし、商圏内での食い合いの傾向が強まった。

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