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連載記事スローライフ~午後4時の窓辺から~

終息しないウィルス禍に思う

 1月中旬ごろ中国・武漢市の海鮮市場から発生したと言われる新型ウィルス感染症が瞬く間にアジア、中東、欧米を中心に世界規模の大惨事になるとは夢にも思いませんでした。この前代未聞の災厄に前兆がなかったかといえば実はあったのです。

 毎年正月にお参りする吉備津彦神社の拝殿脇に「令和2年八方塞がり表」という立看があり、昭和23年生まれの私も当たり年だと知りました。いかに善男善女といえども10歳、19歳、28歳……とおよそ10年に1度は八方塞がりの年に当たるのです。もちろん神様もそこは商売、「八方除け」のお守りを買ったり祈祷をしてもらうなど災厄から逃れる道はちゃんと用意されています。

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本誌:2020年春季特別号 15ページ

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