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ジャーナル岡山県

「スター☆ベンチャー誕生」6件採択 各々に最適なサポートを提供

 岡山県はこのほど、将来的に地域産業の一翼を担うベンチャー企業を発掘する「スター☆ベンチャー誕生」事業で6件を採択した。

 前年までのプレゼンスタイルのコンテストを改め、それぞれの事業内容や目標に応じた「オーダーメイド型支援」を導入。コーディネーターによる伴走支援のほか、必要に応じサポート企業などとマッチングして個別支援プログラムを作成し、3年をめどに継続支援する。応募総数は31件だった。

 採択された企業と事業概要は次の通り。

 GUIBO、久保駿貴(岡山大学在学中)=現地ガイドが作成したツアーを訪日外国人に提案するプラットフォームサービス▽金光学園高校、梶谷悠=造山古墳登頂客のドローンによる空撮、上空から古墳を眺める熱気球体験を核にはにわ、勾玉などの製作体験▽同、和田雄喜=白石踊を踊るバーチャルアイドル「白石舞」をVtuberとしてデビューさせ、地元企業広告への出演、伝統芸能バーチャルアイドルのプラットフォーム事業▽山陽精機㈱、行本充宏=自社開発した「工場恒温化システム」を使い、最適な温度管理を導くノウハウ集積システム▽㈱ハイドロヴィーナス、比江島慎二=浅い河川でも使える振動型発電機構「ハイドロヴィーナス」をセンサーや無線基地局などの分散型電源市場に投入▽㈲ランドベル岡山工場、藤川太一=有機汚泥に特殊処理を施し、脱水ケーキとして排出されていた有機汚泥が排出されなくなるシステム

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本誌:2019年12月2日号 18ページ

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