WEB VISION OKAYAMA

連載記事スローライフ~午後4時の窓辺から~

三つ子の魂百まで

 東京上野の国立西洋美術館で開催中の松方コレクション展会場に展示されている松方幸次郎の経歴をあらためて読んでみました。昔の実業家、大富豪はスケールも違うし、やることも大胆でしかも巨万の富をちゃんと後世に残す算段をして世を去っていることに大変感銘を受けました。

 説明は日本語のほか英語でもなされ、何気なく英文のパネルを読んでいたら、「第一次世界大戦」、「第二次世界大戦」の部分が“the First World War”、“the Second World War”と綴られていることに気づきました。これらは固有名詞なのでふつうは“World War I”、“World War II”と称する、というのが私の頭の中にあり、ちょっと違和感がありました。

会員申し込みはこちらから

本誌:2019年夏季特別号 13ページ

PAGETOP