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ジャーナル一般社団法人かすがい

児童養護施設の子どもに夢を 企業との橋渡し役に

 県内の弁護士らが、5月10日、児童養護施設で生活する子どもたちと企業をつなぎ、夢や目標を持つきっかけを提供しようと「一般社団法人かすがい」を設立した。木材と木材をつなぐ釘「かすがい」のような存在を目指す。

 施設から出る機会が少なく、狭い視野で将来の仕事について考えている子どもが多いことから、昨年4月、職業体験の場を提供する「シゴトの図鑑PROJECT」をスタートしており、法人化で活動をさらに広めるのが狙い。岡山県倉敷児童相談所前所長の浅田浩司氏が代表理事を務める。理事には、弁護士、施設関係者、協賛企業が名を連ね、個人活動として県内の児童施設を定期訪問している漫才コンビ「次長課長」の河本準一さんも顧問に加わった。

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本誌:2019年5月27日号 18ページ

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