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路線バスに乗る慰安婦像

 お隣の国、韓国はいったいどうなっているのでしょう。北朝鮮とアメリカがいつドンパチ始めてもおかしくない緊迫した情勢のなかで、何とソウル市内を慰安婦像が乗ったバスが営業運行されているという「笑激的」な映像が飛び込んできました。

 ネットで見るかぎりでは、どうやら等身大の像を客席に鎮座させたバスは日本大使館近くを通る数本の路線に投入されているらしく、ソウル市長もご満悦とか。日本の菅官房長官はかんかんに怒ってコメントを出していましたが、日本政府の要人が気色ばむことでもないでしょう。

 むしろ、いくら韓国にとって慰安婦問題が重大な問題だからといって、慰安婦をかたどった人形をバス座席に設置することが実現可能な社会って、彼の国の人々はいったい全体どんな精神構造になっているのか興味がわいてきます。設置に向けてどういう課程をたどったのでしょう?

 バス会社の社員が会社の存在をアピールするためにアイデアを出したのか、あるいは市民からそういう提案があって会社が取り上げたのか、そして社内の重役会議で「それはいい! 異議なし!」とみんなの賛同を得て社長が決裁したのか?

 またソウル市長が試乗して絶賛したぐらいだから、市や国の公共交通政策部門も「問題なし」と後押ししたのでしょう。本当に信じがたいぐらい楽しいポップな国家です。

 かつての朝鮮の宗主国であった中国は古代王朝時代からきわめて政治的な国であり、現在でも中国の行動原理が政治最優先であるのに対し、韓国においては“国民情緒”が国際関係や条約、法令、司法等すべてに優先していることを見るにつけ、宗主国様はいったい何千年もかけてどんな躾けをしてきたのかと中国の無責任な態度に疑問符がつきます。否、実は歴代の中国王朝をもってしてもどうにもならなかったのが本当のところでしょう。まして100年ちょっと前から関わった日本ごときが文句を言える相手ではありません。

 慰安婦像をバスにだけ乗せるのはもったいない。平昌五輪に向け各国航空会社に対し慰安婦像を着座させない航空機は韓国乗り入れを禁止にしてはどうか? 韓国の国威発揚と東洋のイタリア人と呼ばれる明るく楽天的な国民性をあまねく全世界に知らしめるのに絶好のチャンスです。がんばれ、韓国、その調子!

本誌:2017年8.28号 14ページ

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