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洋食のマナー

洋食のテーブルでの振る舞い。
皆さまから注目されるお立場です。日常のしぐさもしっかり気を付けておきましょう。

①グラスにお口の汚れがつかないように。
主賓である貴方様のグラスは、一緒にお食事をなさっている皆様、気を配っていらっしゃいます。貴方様に失礼がないよう、充分に飲み物のサービスが行き届いているか。また、貴方様のお飲みになるペースに気を配り皆さまお飲みになることでしょう。周囲の人のグラスより、貴方様のグラスは注目度が高いのです。
そんな時に、お食事をお召し上がりになった時のお料理の油分がお口につき、その油分がそのままグラスについてしまっては、はしたない印象を与えてしまいます。グラスにお口を付ける前には、必ずお口をテーブルナプキンで拭く習慣をつけましょう。
この習慣は、お立場ある貴方様のみでなく皆さまに共通してお伝えしております。基本の内容です。しっかり習慣づけておきましょう。

②ナプキンいつ取るべき?
お立場ある貴方様が一番先にお取りになるべきです。貴方様がお取りにならなければ、ご一緒している方々は、お取りになるわけにはいきません。周囲の皆さまに気を配り、一番お先にどうぞ。(ただし、あまりにも早くご用意なさいますと、お料理が遅いとのジェスチャーに感じるお方もいらっしゃり、周囲の人々にご心配をかけることになります。タイミングにもお気を付け下さい。)

③お食事の後、ナプキンを置くタイミングは?
お料理を食べ終わり、デザートの時間も終わり、皆さまとの談笑の時間が始まり、本日の会へのお礼を述べるタイミングにナプキンをご自身のお席の左側のテーブルの上に置きます。あまりにも早く置きすぎてしまうと、忙しいから早く帰りたい。との印象を与えますのでお気を付け下さい。

④バターの取り方は?(コーヒーのお砂糖なども同様)
テーブルの上に、皆さまが共通して使用する、バターが置いてある時は、主賓である貴方様もご自身でお取り下さい。お隣のお席の人が、貴方様のためにして下さるのが当たり前ではありません。お先にお取りになり、お隣のお方にそっと差し出してあげましょう。(お隣の人のまでしてあげる必要はありません。)

⑤どうしても、直接手を使用しなければならない状況での食べ物の場合は?
ご自身の手を使って食べましょう。お隣のお方に手助けしていただくことがないように。
また、お店にスタッフ側が手助けをして下さるのも、貴方様がお手伝いしなければならない雰囲気にしているとも考えられます。傲慢な印象を与えかねません。お子さまが自分でできるお食事内容のことはご自身でなさってください。

上記の①から⑤の内容は、主賓であるお立場のお方にお気をつけ頂く内容ではありますが、お招きする側のお立場のお方は、①お口の汚れがわかりやすいお色のグラスを控える。照明に気を付ける。②タイミング良くお料理が出される詳細時間の打ち合わせを怠らないようにスタッフ側に伝えておく。③お相手のスケデュールに配慮する。④配置場所の確認、もしくはお1人ずつにサーブしていただけるように確認をしておく。⑤このような事態にならないように、お料理内容の事前打ち合わせを怠らない。

お招きを受ける側、お招きをする側ともに、ステキな気遣ができますように。

河村まどか
礼儀作法教室ドルチェ・フィニッシングスクールを主宰。岡山、山口に教室を持つほか、企業研修など全国で出張レッスンを開催。ホームページはhttp://dolce-fs.net メールアドレスはinfo@dolce-fs.net

本誌:2013年11.18号 27ページ

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