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女性の洋服のマナー

発言には知識の裏付けが必要

新年度を迎えるに当たって、社員の新規の制服の検討をなさったり、あるいは心機一転身だしなみに気を付けるように、忠告を促したりなさる機会も増えることと思います。

上記の内容に対して、良かれと思い忠告を出したにも関わらず、貴方様の好みで発言をしているとの印象を従業員に与えることになっては貴方様の威厳は台無しです。

良かれと思って発言した、女子社員に対する制服の選択や身だしなみに関する発言が、説得力あるように説明ができているでしょうか。

説得力ある説明をするには、女性の洋服に対する洋服マナーの知識、デザインに関する知識、接遇マナーの知識の修得が必要です。

会場の雰囲気を大きく左右することになる、女性社員の制服についてご説明致します。

女性をより美しく見せるデザインの選び方

女性については、身長、首の太さや長さ、二の腕の細さ、脚の長さや細さなど体型において、全ての女性に究極の統一感を持たせることは、困難と思われます。よって、どのような身長や体型の女性もワンランクアップして見せる、制服選びをコンセプトに選択致します。

また、複数の女性の制服の衛生面や保管状態を管理についても気配りが必要です。

○どんな身長や体系も美しく見せる制服のラインとは。

襟があるデザイン

①を長く見せ、首の太さを一番感じさせないためのデザインです。

②襟がある服装は、お客様をもてなす上での正装のマナーとされています。

帽子の着用は認めるべきか否か。

①洋服の一部と見なすことのできる女性の帽子の着用は、マナーの観点からは問題はなく、女性を上品に見せるアイテムと言われています。

②お客様への接遇においても、洋服の一部とみなされる帽子を着用したまま、ご挨拶をする行為はマナー違反にはなりません。


③伸長の異なる女性スタッフに、統一感を印象づけるためのアイテムになります。

よって、帽子の着用に関しても、貴方様の好みに準じているのではなく、きちんとした動機づけができます。

○女性も男性がジャケット着用の職場ではジャケットを着用すべき?

 お客様をお迎えし、各種ご案内をするに当たり、お客様に敬意を表しまた、特別なおもてなしを演出する雰囲気を作ることのできる方法であり、身だしなみを整える上で、欠かせない方法です。

○ジャケットに、コサージュの着用は印象アップに効果的。

女性の顔を明るく見せる効果的な方法は、顔の近く(襟元)にブローチもしくはコサージュをつける方法である。ここでは、日常の女性よりも、より華やかで美しい、きちんとした対応ができる女性が求められている、よって華やかさをプラスし、人の目線を高い位置に持ってくる効果が期待でき、身体全体のバランスと整えスタイル良く見せる効果が期待できる。

①スカーフでなく、コサージュを選択することにより制服の衛生面の考慮も出来ます。 肌に直接触れないものなので制服として使用する場合、後任スタッフへの急な受け継ぎが生じた時にも役に立ちます。

②首元を覆わないことにより、すっきりとした印象を与えることもできます。

ご自身の意見を述べる時に、好みの問題だとの印象を与えずに、なんとなく「きちんとした身だしなみをしてほしい」と思っていたことが、威厳のある言い方で表現できます。
他にも、社員の身だしなみや制服について、物申したいことがあれば、上記に例を参考に動機づけをしましょう。

貴方様の発言だからこそ、女性を色物のように扱ったと問題にされかねません。女性への、服装に関する発言にはお気を付け下さい。

河村まどか
礼儀作法教室ドルチェ・フィニッシングスクールを主宰。岡山、山口に教室を持つほか、企業研修など全国で出張レッスンを開催。ホームページはhttp://dolce-fs.net メールアドレスはinfo@dolce-fs.net

本誌:2012年4.16号 19ページ

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