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[オフィス] 検索エンジンで上位表示に腐心

 Q 検索エンジンで自社のサイトが中々上位に表示されません。上位に表示される良い方法はありますか。

 コンテンツの充実こそ王道

 A ヤフーやグーグルなどの検索エンジンで上位に表示するSEO対策が注目を集めるようになって久しい。先日、NHKでグーグルの特番が放映された。ネットショップ関係者の間で大きな話題を呼び、ミクシィなどでも番組を見た感想が飛び交っていた。

 米国では、日本と違いグーグルが圧倒的な力を持っている。だから、そのグーグルで上位に表示されるかどうかが企業にとって死活問題になるほど、大きな社会現象になっているというのだ。現に何らかの理由で急にグーグルでの表示順位を下げられた企業の経営者がグーグルを相手に裁判を起こしていた。さすが裁判の国、アメリカである。順位が落ちたからといって裁判までするとは正直驚いた。

 また、インターネット担当者が、毎日自社のサイトの表示順位をチェックしていて、1ページ目であっても下位に落ちてくると、直ちに業者に電話をしてクレームをつけていた。検索エンジンの影響力がアメリカでは、とてつもなく大きなものになっていることは間違いなさそうだ。日本も徐々にアメリカに近づいていくだろう。

 しかし、本質は、サイトを訪れた人に役立つ情報が提供できているかどうかが重要であると考える。今はまだ検索エンジンの性能が過渡期であり、テクノロジーが進歩すればするほど、真に閲覧者にとって価値のあるサイトを上位に表示させるようになるはずだからだ。なぜなら、それこそが検索エンジンにとって最も重要な使命だからだ。望む結果を表示してくれない検索エンジンなど誰も使わない。

 検索エンジン対策や検索エンジン広告も売り上げを上げるための重要な要素には違いないが、サイトの価値を高めるようにコンテンツを充実させることこそが王道と考える。ネットの世界は次々に新しい技術や手法が登場するので、ともすればテクニックに走りがちだ。しかし、お客様に真に支持されるサイトを作ることこそ、最も本質的なことであり、永続的な繁栄を約束してくれるものと痛感する。

 当社の運営するサイトは、まだまだそういうレベルには至っていない。が、進む方向を間違わぬことこそ、経営者のもっとも重要な仕事と考える。読者のみなさんも小手先だけに走らず、本質を見つめていただければ幸いだ。


(株)サイトウジムキ社長
斎藤謙次氏
倉敷市児島駅前1-22-3
TEL086-474-2700

本誌:2007年3.26号 29ページ

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