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[オフィス] プリンタのトナー

Q.レーザープリンタのトナー代って安くならないの?

A.最大60~70%の削減効果

 トナーって高い!と思われた方もおられるだろう。例えば、レーザープリンタ用のトナーは3~4万円もする。非常に高価だが、ウラ技もある。

 米国ではトナーを新品同様に再生するサービスがある。リサイクルトナーとか再生トナーと呼ばれており、日本でも10年ほど前から始まっているが、実際のユーザーは20%未満と言われ、米国ほど普及していない。

 その理由は、以前の再生トナーは品質に問題があったからだ。米国では機械は故障して当たり前と考えるが、日本ではなんで故障するんだ!と考える。日本人は品質に関して神経質だ。その他の理由は、日本ではメーカーの力が強いことだ。米国は民主主義の国で、純正品を選ぶのも再生品を選ぶのも消費者に選択の自由がある。ところが日本では消費者よりもメーカーの都合が優先される。それゆえ、サービスマンや営業マンに再生品を使うと修理ができませんよ、などと言われると、やっぱり再生品を使うのはやめようと考える人も多い。

 もっとも、最近は日本でも再生トナーについて前向きに考える人が増えてきた。最大の理由は、最大6~7割も安くなるからだ。4万円のトナーが1万2千円程度になる。A4の通常の文書を印刷すると、普通なら4円かかるところ、1.2円になり、たくさんの用紙を出力するオフィスには相当な経費削減効果がある。

 もちろんデメリットもある。ほとんどが手作業になるので、1~2%程度であるが、どうしても不良品の発生率が純正品より高くなってしまう。また、最近のトナーは超微粒子のものがあり、通常の文書であれば問題ないが非常に高い印刷品質を要求する場合には向かない。

 また、どのメーカーのプリンタでもリサイクルできるわけではない。パソコンのOSと同じで、売れているプリンタ用のトナーはリサイクル可能で対応も早い。ところが売れていないプリンタだとリサイクル対応していないケースが多い。レーザープリンタを購入する際には、リサイクル対応しているかどうかもチェックしてみては。

(株)サイトウジムキ社長
斎藤謙次氏
倉敷市児島駅前1-22-3
TEL086-474-2700

本誌:2003年7.1号 65ページ

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