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- VISION OKAYAMA 2025年4月28日号
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連載記事スローライフ~午後4時の窓辺から~
我が青春の金城庵
喫茶店で週刊文春(2025.4.3)を読んでいたら連載漫画「タンマ君」が目にとまりました。タンマ君の鼻息が荒い。「本日は私の誕生日!」昼休み、タンマ君はそれを祝って金城庵の天ぷら蕎麦、それも「上」を食べるのだ、と意気込んで店に乗り込みます。
「金城庵⁉」これって早稲田大学正門近くにある蕎麦屋、金城庵のことかも、と思って作者東海林さだおの経歴を調べてみたら、1937年生まれ、早大漫画研究会出身でした。私より10歳ほど年長。氏の変わることのない感性の若々しさ、みずみずしさにいつも驚かされます。
金城庵は貧乏学生が多かった早大生にとって気楽に入れる蕎麦屋ではありませんでした。大学生協のカレーや蕎麦が30円か50円だった時代に並の天丼が170円でとても高かったことを今でも鮮明に記憶しています。タンマ君が誕生日に思い切ってあこがれの天ぷら蕎麦、それも「上」を注文してハイテンションになったのは無理もありません。ところが同じテーブルに座った人がむっつりしたままの顔付きでサラッと「特上」を注文したのを見て「ガーン、ガクッ」となるわけです。その気持ちよく分かります(笑)。
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