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特集[新たな発想が時代を切り開く] フランウッド(津山市)

もうかる林業実現目指す ハードウッド化技術核に津山モデル創出

 日本のスギ、ヒノキをデッキや外壁、高級家具などに適した硬質・高耐久のハードウッドに変える技術を確立した㈱フランウッド(津山市総社186-3、資本金1000万円)は、2024年10月、新たな林業のモデルをつくるため津山市と連携協定を結んだ。枯渇資源の高級南洋材の代替材として普及させることで単価を引き上げ「もうかる林業」の実現を目指すもので、良質な原木を確保するため市有林を実験場に森林、製材など地域内の関連産業までデザインし直すというもの。ディープテック(革新技術による社会課題解決の取り組み)により日本を高級材の資源国にすることで、補助金に頼らず収益を上げられる持続可能な林業の実現を目指す。

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本誌:2025年1月1日号 10ページ

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