コストさらに上昇し中小景況悪化　消費や民間投資冷え込む

　昨年の岡山経済はコロナ禍からの回復効果が薄れ、物価高、燃料高、人手不足などによるマイナス面が強く表れたことで、地元中小企業の景況感は悪化した。原材料などの価格は今後さらに上昇する見通し。個人は節約、企業も投資に慎重になりそうだ。その中でも商機は脱炭素。大手企業がけん引する形で地元企業でも取り組みが加速するだろう。先行き不透明な中で飛躍を目指し活路を模索する岡山県下各業界の代表に今年の見通しを聞いた。