昨年は物価高、人手不足で家計、企業ともに景況は厳しかった。価格転嫁は十分でなく収益を圧迫、民間投資が先延ばしされた。個人消費も節約志向が鮮明だった。こうした背景から、貸出金で前向きな設備資金の需要は低調だった。今年もこの状況は続くだろう。その中で地元中小企業にもDXが浸透しており、業界としても資金面でイノベーション新事業を支援したい。

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