- ホーム
- VISION OKAYAMA 2024年11月18日号
- 政治と国民の間に横たわる意識のずれ
連載記事社説
政治と国民の間に横たわる意識のずれ
衆議院総選挙は与党過半数割れという結果に終わり、連立の組み換えや少数与党、さらに一時は政権交代の可能性まで取りざたされた。いずれにせよ、今後の政局は混乱が避けられそうにない状況だ。
選挙結果について論評する気はないが、今回の選挙戦では、自民党の政治資金パーティーの不記載をめぐり野党は「裏金」批判のオンパレード。選挙期間を通じ、本格的な政策論争はほとんど聞くことがなかったのは、一人の有権者として残念だった。
仮に少数与党による政権運営となると、個々の政策について政党ごとに協力を求める作業が生じ、政治のスピードは圧倒的に失われる。一方で、これまでブラックボックスだった政策立案の過程が国民に可視化されるのであればマイナス面ばかりでもなく、日本に新たな政治が根付く一歩となるかもしれない。特に岸田政権以降、重要法案にもかかわらず、トップリーダーが国民に直接説明する機会が少なくなっており、今後議論される予定の防衛増税や年収103万円の壁撤廃、ガソリン税の上乗せ部分の課税を停止する「トリガー条項」の凍結解除などをめぐり、その政策がなぜ必要なのか明らかにされるのであれば、大いに歓迎したい。
- 【法改正で相続対策待ったなし!】登記義務化などで放置すれば“負”動産に 金融機関も体制整備急ピッチ
- 【赤磐商工会支援課長 原地慶充氏】「忘れない」が一番の支援 能登での復興支援振り返る
- 【ティ・シー・シー】音声AR使い地域活性 第1弾は大学祭で「謎解きゲーム」
- 【田中商会】JFE電炉化にらみ鉄スクラップ強化 水島工場処理能力1.5倍へ
- 【リクルート、ちゅうぎんFG、西粟倉村】DX好事例てい談で紹介 機運醸成へ報道向けに開催
- 【Torideの柳井孝文社長】PR TIMES「プレスリリースエバンジェリスト」に 発信格差の解消に努める
- 【クラブン】コラボ文具を追加投入 橘香堂など地元5社
- 【ネッツトヨタ岡山】笠岡店リニューアル 働きやすさと接客向上
- 【岡山市】新事業創出&オープンイノベ 異例の2年がかり
- 【県下百貨店】歳暮商戦スタート 地元の逸品・自家用強化
- 【岡山交通】自社岡山カレー本格販売 タクシーのパッケージ入り
- 【岡山カレーフェスティバル】24店がご当地カレー提供 行列ずらり1万人来場
- 【日本文教出版】岡山文庫から新刊 「岡山空襲」と「新見美術館」
- 【サンラヴィアン】カフェオレ味ケーキ発売 こくと苦みで大人客開拓