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連載記事社説

発想を変えることで見える世界

 RSK山陽放送(岡山市)が、昨年の創立70周年記念事業として制作した映画、「新居浜ひかり物語 青いライオン」が、11月8日から岡山・香川で先行上映される。愛媛県新居浜市在住の自閉症の画家で、印象的な動物画で注目される石村嘉成さんと、病気のため亡くなった母親との思い出を、実話をベースに紡いだ愛の物語だ。

 最終仕上げこそ専門業者に委託したということだが、脚本から撮影、編集まで、大半の作業を社員が手掛けた。病気と闘う母親役を演じた小林章子アナウンサーは、役作りのため体重を落としてまで撮影に臨んだという力作で、今後全国での上映も予定されている。

 また、9月23日の「手話言語の国際デー」には、OHK岡山放送(岡山市)が、耳の聞こえない母と聞こえる息子の物語を描いた「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の手話通訳付き上映会を開いた。

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本誌:2024年10月21日号 14ページ

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