オリンピックが始まる直前までその名前さえ知らなかった岡慎之助選手。県庁の垂れ幕で初めて岡山県から男子体操競技に県出身者が選ばれていること気付きました。筆者の最初の反応は、“私と同姓の選手がいる！”でした。

　たまたま姓が同じで、しかも岡山市南区民という共通点を見つけて私は年甲斐もなく大はしゃぎ。もしこんな甥っ子がいたらさぞかし自慢なことだろう！などと勝手に想像しながら。今度また東京に遊びにいく機会でもあったら、新宿の浮かれ街あたりで「体操、金メダリストの岡選手はうちの近所の子なんだ」くらいのことを吹聴しても罰は当たらないのでは？そんなことを考えていたらカナダの従姉の娘からメールが来て、「親戚になるの？」などとカナダでも岡選手をめぐって大盛り上がりだそうです。

　岡山県はかつて教育県として有名でしたが、最近ではスポーツ分野で大スターを輩出し続けていますね。オリンピックでは、マラソンの有森裕子(1992年バルセロナ、銀メダル、1996年アトランタ、銅メダル)、男子フィギュアスケートの高橋大輔(2010年バンクーバー、銅メダル)、そして野球界ではドジャースで大活躍中の山本由伸投手の存在が光ります。

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