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ジャーナル国定農産

もみ殻バイオ炭生産本格化 10農家と土壌改良実証実験

 ハトムギ、コメ生産の㈲国定農産(岡山市南区藤田339、国定俊彦社長、資本金1998万円)は、もみ殻の再利用を推進しようと高純度シリカを抽出できる生成機を導入した。生成過程でできるバイオ炭への社会的関心が高まっていることから、まずは同炭の生産に注力し土壌改良資材としての活用を模索している。

 同社は180haの田んぼで耕作しており、年間150~160tのもみ殻が発生し、酪農の敷きわらや、排水工事などで活用してきたが、需要が減り処分に困っていた。40年以上、付加価値を高める方法を模索していた国定豪会長が、シリカ生成機を開発した㈱ジェネスラボ(同市)の紹介を受け取り組んだ。

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本誌:2024年4月15日号 11ページ

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