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特集[ICT特集] ビジネスセンター岡山

データサイエンスで経営効率化支援 経験、勘に頼らない適正な行動促す

 システム開発のビジネスセンター岡山㈱(岡山市)は、データサイエンスを活用して作業効率化や生産性向上を支援するコンサルティングサービスを展開している。

 データサイエンスは、データから有益な知見や価値を得るために、統計学や情報科学、アルゴリズムなどのさまざまな分析・解析手法を用いて、社会やビジネスなどの問題解決に役立てるもの。同サービスでは、データの収集、管理、分析、保管、セキュリティに関する戦略の策定、計画立案までを支援。日報や勤怠情報など日々蓄積されるデータを活用することで、効率的な営業手法の確立や売上予測、需要予測の精度が高まり経営効率化を図ることができる。岡本匡史社長は「経験や勘ではなく、データから導き出すことで根拠のある適正な行動や判断ができるようになる」と話す。

 また、同社は2020年にデータサイエンスを取り入れた顧客満足度アンケート分析システム「ScoreQ3」を発売。統計学の重回帰分析を活用し、顧客の意見を影響度と満足度の2つの視点から分析することで、すぐに改善すべき点や強みとして伸ばす点などを可視化する。飲食店やサービス業への導入を提案している。問い合わせは同社(電話086-255-1115)へ。

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本誌:2023年11月6日号 9ページ

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