先日こんなことがありました。ネット通販で買い物をし、配達予定日は家を空けないように気を配りながらも、配達時間までは指定していなかったので、「まあいいか」といつもの喫茶店に出かけました。連休明けの喫茶店は地元の常連さんたちでにぎわっていて話がはずみ、早くもお昼に、私はあわてて家に帰りました。ところが荷物は届いていないし不在配達票も入っていません。

　「よかった」と思ったものの、午後遅くになっても全然配達されないのでおかしいなと思い、追跡システムを利用したら何と「配達済み」となっています。そこへ「ピンポーン」、「やっと来た！」と思ったのもつかの間、そこにいたのは隣家のマサちゃん、マサちゃんと言っても幼なじみの75歳のおじいちゃん。

　「こうちゃん、ワシ、悪いことしたんじゃあ。午前中に宅配便が来て、『オカさんですか？宅配便です』と言うから、受け取りのサインをしたんじゃ。後でそれワシ宛じゃなく、こうちゃん宛だと気づいて、近くの配送センターまで出かけて返したんじゃ……」　ええっ！？私の頭の中は疑問だらけ。

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