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連載記事河村まどか マナー講座

電話応対マナーと内部伝達

 先日、驚くようなことがありました。貴方様が社内にいらっしゃらない時、貴方様宛ての電話対応はどなたがなさっていますか?社長室長の在籍が必要な程のことではないと思っている貴方様こそお気をつけ下さい。

 特に午後からは、役員の皆様、営業職の皆様が外出なさっており、貴方様の代理として対応できる人が全員不在の場合もあることでしょう。そのような時に、電話がかかり「〇〇の件ですが…」と、電話のお相手はおっしゃったとしましょう。最初の電話の応対は、電話受付の係の人が行い、それぞれの案件に合わせた部署へと電話を繋ぐことになっているので、きっと貴方様宛てと思われる電話であれば、不在の旨がお相手に伝わり、どなたから電話があったのか、連絡が届くシステムだと安心なさっていることと思います。

 しかし実際は、電話受付の人には状況が分からず、いったん、貴方様以外の人へ電話を繋いでしまったならば、電話をかけてきたお相手は、貴方様から任されている人なのだと思い込み内容をお伝えになります。しかし、貴方様にはその内容の報告は行われません。なぜならば、完結している仕事に関しての報告なので、重要でない内容とみなされているためです。

 「そんなバカな!」とお思いになった貴方様こそお気をつけて下さい。貴方様が大切になさっている人間関係や契約方法を、電話の最初の窓口の人が共有なさっているわけではありませんので、貴方様がお思いになっているよりも、ずさんな管理である場合も多くあります。あまりにも冷やっとしてしまう連絡網のミスに、管理職でいらっしゃるお立場の方々は冷やっとなさり、「今後の対応はこちらに」と通達を即座にお出しになりましたが、きっとそのようなミスは貴方様にまでは届かないことでしょう。

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本誌:2022年秋季特別号 24ページ

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