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巻頭特集用地不足で設備更新できない

バブル時導入設備が一気に更新期 脱炭素化対応も追い打ち 長年の消極的土地政策のツケ噴出

 岡山県内の製造業でバブル期に建設ラッシュとなった工業団地や工場にある機械設備が更新時期を迎えようとしている。交換部品も既になくなりつつある。ラインを動かしながら設備更新するとなると必要になるのは土地。しかし、岡山県下の工業用地は長年枯渇状態。さらに追い打ちをかけるのが脱炭素化の動きだ。CO2排出削減のためにも機械の更新が必要となってくる。しかし、このまま土地が確保できないとなると、生産性の低い古い機械をだましだまし使い続けるしかない。県下製造業の衰退につながりかねない危機が目前に迫っているという。

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本誌:2022年秋季特別号 4ページ
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