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巻頭特集岡山県下10金融機関 2022年3月期決算特集

コロナ禍の伴走型支援が増益に寄与 仲介など手数料収入増え柱に 利回り依然低水準

 岡山県内に本店・本部機能を置く10金融機関の2022年3月期決算が出そろった。前期に引き続き増益基調となった。デジタル化による業務の効率化などで経費が大幅に減ったことに加え、取引先への伴走型の経営支援に取り組んだことが奏功した。コロナ禍の資金繰り支援が一巡した後、各機関はコンサルティング機能を強化し積極的に進め、今回の決算はそれらの成果が表れた。懸念された倒産続出を防ぎ与信コストを抑えたほか、支援を通してマッチングなどの手数料収入も増加、着実に金利収入に次ぐ重要な事業の柱となりつつある。



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