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- VISION OKAYAMA 2021年6月7日号
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連載記事スローライフ~午後4時の窓辺から~
新幹線走行中運転士トイレ離席事件
5月に起きた東海道新幹線ひかり号東京発新大阪行きの列車が熱海-三島間を走行中、運転士(36)が腹痛のため約3分間運転席を離れ、客車のトイレに行って用をたしたというニュースには笑えないものがありました。JR東海は社内規定違反として運転士と代わりに運転室に入った車掌を処分するとのことですが、穏便に済ませてほしいと思います。
たしか国鉄時代の新幹線は常時2名の運転士が乗務していた記憶があります。当時の国鉄OBの思い出話を読むと、運転士は2人いるので、交代で食堂車でゆっくり食事を楽しんだとか。運転士には国鉄から食事代の半額補助があり、ビュッフェ東京のビーフシチュー、帝国ホテルのハンバーグ、日本食堂のシュウマイが運転士の間で人気があったそうです。そしてもうひとつの楽しみは四季折々の沿線の風景や各地で催される花火大会を運転席という特等席から見ることだったと記しています。
ところが民営化に伴って運転士は1人体制になりました。1人と2人では全然違います。食事はおろか小用だって乗車勤務中は無理です。話相手もいなく、時速300㎞でめまぐるしく飛び去る風景を横目に見るだけの味気ない勤務ではないでしょうか。
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