WEB VISION OKAYAMA

連載記事河村まどか マナー講座

言葉の魔力

 女性社員の方々から、リモートはあまりない職場なので、本コラムにて電話の応対について知りたい。とのご要望を頂きました。貴方様宛のメッセージとして毎月お届けしておりますが、貴方様と共に勤務なさっている女性が、貴方様宛のメッセージを楽しみになさっているとの情報はわたくしと致しましても大変励みになります。誠に有難うございます。

 そして、貴方様もご自身が主役の本コラムを楽しんでいらっしゃり、本誌のコラム欄に付箋を付けて社内に回覧して下さっているとのこと、深く感謝申し上げます。しかしながら、女性社員の皆様は貴方様を心配なさっておりますこと申し添えます。貴方様にこそ、お気をつけ頂きたいそうですが、やはり貴方様に直接伝えることは難しいそうです。どうか1項目でも貴方様自身の言動に反映して頂きますよう、お願い申し上げます。

 また、女性社員の皆様、心配なさらなくても大丈夫です。毎回、御社の社長を題材にしているわけではありません。あちらにも、こちらにも、御社と同様の思いの女性社員の方々がいらっしゃいます(この度は女性の方々から頂いたお話を元に記載しておりますので、“女性”との書き方をしておりますが、男性の方々も同様です)。女性社員の皆様、もしもデリカシーのない言動に、心が傷ついていらっしゃるならば、あちらこちらの会社にも、同じ思いで頑張っていらっしゃる現場に研修にて伺うことがあります。デリカシーのない言動を善しとしての発言ではございませんが、ともに頑張る心の支えとしてのメッセージとして捉えて頂けますことを願っております。

 さて、主役を貴方様に戻します。何歳になっても、少年のような屈託のないお話加減の貴方様ですので、ついつい女性社員の皆様に、ご無理やワガママなお口の利き方をなさるようですね。お言葉にはどうぞお気をつけて下さい。私達も研修中には、お相手に対する言葉の在り方には十分気を付けたい、との思いで、電話の応対や、対面での応対について、失礼無きようトレーニングを行っております。今回は、一例ではありますが、私達は気配りをしている、些細な言葉の言い回しについて、貴方様にご報告申し上げます。

会員申し込みはこちらから

本誌:2021年3月15日号 16ページ

PAGETOP