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- VISION OKAYAMA 2021年3月8日号
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気を配りたい「声の印象」
Clubhouseという音声によるSNSが話題になっています。音声版のTwitterなどとも評されているようです。時間帯によっては不安定になったり、思いがけないつながりが広がったりする点が、初期のTwitterに似ているのだそうですが、わたしはTwitterのような拡散力があるわけでもなく、電話番号に紐づいた招待制のアカウントであるということから現在のTwitterとは異なった印象を持っています。
きっと次は、音声メディアがくるのでは?と噂されていましたが、このような形のSNSになるとは驚きました。求められていたのは「雑談」だったのです。Clubhouseではルームと呼ばれる小部屋を自由に作ることができ、気になるルームに入って話し手の話を聞いたり、手を挙げて話し手に混じったりすることができます。もちろん著名人がためになる話をする場もあったりしますから、全てが雑談ではないかもしれませんが、会話はアーカイブに保存されることはなく、その場に立ち会った人たちだけのものです。炎上しにくい特性もあり自由な会話が繰り広げられているようです。
このルームの中で一際重要な役割を担うのは「モデレーター」という存在です。「モデレーター」とは、討論会や座談会などでは進行役や取り仕切り役を務める人のこと。発言者に質問をしたり、次の発言者を指名して場を回していきます。参加者に発言権を与えたり、ときには発言できる場所から追放したりといった権限を持ちます。
Clubhouseの流行で浮き彫りになったのは、人は「もっと、話したかった」ということだと感じています。YouTubeやライブ配信などの気合いや準備も不要でスマホの前でスッピンでも話に参加できるその気軽さから「話したい」という気持ちが満たされているのを感じます。そして、この場で最も輝く役目をするのは「話す人」よりも「場を回す人」であるということも特徴だと感じます。人は心の奥に「話したい」という想いを抱いており、うまく話させてくれる人こそが求められているのです。
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