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話題岡山県の「Uターン就職促進奨学金返還支援事業」

「東京圏」から「岡山県外」に対象エリア拡大 人材確保へ登録呼び掛け

 岡山県は、I・J・Uターンした新入社員の奨学金返還を支援する企業に対する補助事業の要件を、これまでの「東京圏」から「岡山県外全域」に変更し、企業に積極的な利用を呼び掛けている。

 「中小企業Uターン就職促進奨学金返還支援事業」は、中小企業の採用難を受けて2018年度からスタート。I・J・Uターンで入社した従業員の奨学金返済を支援する制度創設などの要件を満たした企業に、手当などとして年間に支給した額の2分の1または9万円のいずれか低い額を5年間補助するもので、多くの自治体が従業員本人への支援制度を設けているのに対し、岡山県は支援する企業への補助としているのが特徴。

 対象エリアの拡大は企業からの要望に応えたもの。使い勝手が大幅に良くなったことで、今年度は新たに100社の登録(現在35社)、同制度の利用により65人の採用を目指している。

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本誌:2020年6月22・29日号 8ページ

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