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連載記事岡山消費者動向分析

増税後のキャッシュレス決済動向

 10月1日から消費税は8%から10%へ2ポイントアップされた。一部の商品には軽減税率が適用されたり、あるいは、ポイント還元などが実施されているので、税率アップの影響はかなり軽減されているかもしれない。

 日本で体系的な税制が開始されたのは7世紀の律令制度である。百済を救うために派遣された軍隊が白村江の戦いで新羅と唐の連合軍に壊滅的な打撃を被った。主に国防の観点から律令制度が全国一律に課せられた。「律」は「支払わないと罰するぞ」という刑法であり、「令」は「一律の税体系」である。今日の消費税は主に高齢化する社会での医療費や年金などのためのものであり、本来であれば喜んで受け入れるべきものなのかもしれない。

 今回は岡山の市民は消費税が10%に増税された後キャッシュレスにどのように対応しているのか見てみたい。

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本誌:2019年12月9・16日号 17ページ

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