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特集[ICT特集] NICS

ソフトバンクのRPAを本格展開 サーバー機能と安定感の高さ売り

 システム開発の㈱NICS(玉野市宇野1-11-1、山根慎一郎社長、資本金2000万円)は、ソフトバンク㈱(東京都)のRPA「Synch Roid(シンクロイド)」を中四国地区で唯一のリーダークラスパートナーとして展開している。

 PRAは、事務作業として行っているシステムへの入力やリスト作成、インターネットからの定期的な情報収集などパソコンでの定型業務の手順(シナリオ)をコンピューターに覚えさせて自動処理する技術。シンクロイドは、サーバー機能に優れ、複数台のパソコンに設定されたシナリオを一括管理できるのが特長。社員が無断で作ったものを把握し削除できるほか、ライセンス数が同時ログイン数で管理されるため、契約数を超えるパソコンに設定して利用できるメリットがある。

 また、一般的なRPAで画面上のアイコンの位置を変更したり、情報取得先のホームページのデザイン変更された場合に処理が止まる欠点を解消するなど安定感の高さに定評がある。導入費用は10ライセンスのベーシックパックが月額60万円。1ライセンスは年間契約で90万円。ソフトバンクが開発した豊富なeラーニングサービスも取り扱い、RPA技術者を育成する環境も整えた。

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本誌:2019年10月7日号 6ページ
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