WEB VISION OKAYAMA

連載記事スローライフ~午後4時の窓辺から~

1週間のカナダ旅行

 9月初旬まだ暑い日が続く中、2年ぶりにカナダ・アルバータ州の親戚を訪問する旅に出ました。いとこ達の多くは70代後半から80代になっているものの皆変わりなく元気に私を迎えてくれ何よりでした。前回と同じくカルガリーに3泊、そこから200㎞ほど離れたレスブリッジという町に2泊し、伯父さん達の墓参りをしました。

 滞在中いとこ達には冬物の服のショッピングに付き合ってもらいました。恥ずかしながら私にはカナディアンサイズでもXL、ときにはXXLがぴったりで、ジーンズや長袖シャツ、パーカーその他を旅行カバン一杯買いました(正確に言うとすべていとこ達に買ってもらった)。

 お返しに、2年前訪問したときもすき焼きなど手料理が好評だったのでメニューに趣向を凝らしてみました。今回のテーマは「洋食」。カナダでも日本食レストランはあちこちにあるので天ぷらなどは避け、いわゆる洋食を作ってみました。

 初日はトンカツ。地下室に置いてある巨大な冷凍庫からブタ肉ロースの大きなかたまりを取り出して解凍。スライスし、小麦粉、溶き卵、パン粉をまぶして揚げていくだけなので大した手間は要りません。パン粉は日本から持参しましたが、現地の中国人向けのスーパーなどにはちゃんとPankoとローマ字で書かれた商品がいろいろ売られていました。

 キャベツは西洋からやってきた野菜であるにもかかわらず日本のように生で千切りにして食べる習慣は欧米ともあまりないようです。包丁で山のようにキャベツの千切りを作り続ける私を見て従姉は「お前はいったい何をしでかしているのか?」と言った顔をしていましたが、いざトンカツに添えて出したら全員完食でした。

 翌朝は冷やご飯でベーコン、タマネギ入りケチャップライスを作り、昨夜作り過ぎてしまったトンカツでカツ皿を作って添えたところこれまた大好評でした。ケチャライスなど日本でも若い人は知らないかもしれません。でも材料はシンプルなのでどこででも作れる洋食だと思います。カナダ滞在最後の日の夕方、従姉から「今夜はカレーを作って!」とリクエストがあり、牛肉たっぷりのカレーを作りました。カナダ出張料理は低コストながらも、いとこ達との絆を深めるのに大いに役立ちました。

本誌:2019年10月7日号 16ページ

PAGETOP