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巻頭特集路面電車延伸へ動いた岡山市

優先順位付け25年越しの環状化再始動へ 再び立ちふさがる渋滞と金の問題

 岡山市の大森雅夫市長は、8月23日の定例記者会見で路面電車の路線延長・環状化に取り組むとして7案を提示。27日に学識経験者、公共交通事業者、市民代表などによる「路面電車ネットワーク検討会」を開き説明した。環状化は1994年に岡山商工会議所が提言して以来、街づくりの核心的施策として何度も取り上げられつつ実現に至っていないプロジェクト。桃太郎線(吉備線)のLRT化、JR岡山駅前広場への路面電車乗り入計画策定が進む中、肯定派の期待は高まっている。一方で、渋滞・安全面への影響や岡山市が環状化でなく、分割して提示したことに疑問を呈する声も出ている。

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本誌:2019年秋季特別号 4ページ

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