ビジネスシーンの靴下　足元まできちんとコーディネートを

　まさか！！と、目を疑う光景に直面しました。私がこのコラムを書いているのは岡山県議会、岡山市議会議員選の真っただ中。街頭演説をされている議員候補の方の演説を通りすがりに足を止め、拝聴していた時の事です。演説にどんどん熱が入り出し、右手で握りこぶしを振り上げたその時、パンツの裾から、眩しく光る“白の靴下”が私の目に飛び込んできたのです。思わず、「学生か！」と心の中で叫びました。お母さんに買ってもらった感のある、白の靴下＝スクールソックスを連想させるからです。ビジネスシーンでは、“白”や“派手な柄もの”の靴下はマナー違反であり、ビジネスパーソンとしての教養がないと捉えられ、品格を下げてしまう装いになってしまうのです。