WEB VISION OKAYAMA

巻頭特集ⅡICT特集 ビジネスセンター岡山

基幹システムのクラウド化広く提案 災害リスク軽減、コスト削減にも

 ビジネスセンター岡山㈱(岡山市北区島田本町1-5-37、岡本匡史社長、資本金1500万円)は、BCP(事業継続計画)の観点から、事業運営の根幹となる基幹システムのクラウド化を広く提案している。

 台風や地震など自然災害による、社屋の倒壊や水没、長時間の停電が起きても事業を維持できるようになるほか、県外拠点やモバイル端末などからも情報にアクセスできるようになるメリットがある。現状のシステム運用状況を確認し、既存システムをそのまま移行できるか、仕様を変更してクラウド化するかなどを検証。サーバーは顧客のニーズに合わせ、アマゾン社の「AWS」やグーグル社の「GCP」などのクラウドサービスを提案する。

 また、ビジネスセンター岡山が提携するMVNO(仮想移動体通信事業者)日本通信㈱のSIMカードでVPN環境を整備し、安全かつ安価にノートパソコンからアクセスできる体制も支援できる。

 既存顧客を中心に提案し、サービス業や製造業などで導入実績を重ねノウハウを蓄積。サーバー費用が移行前と比べ9割削減できたケースもあるという。同社では「災害時の事業維持だけでなく、社外からも仕事ができるようになり、テレワークなど働き方改革も推進できる」とアピールしている。

会員申し込みはこちらから

PAGETOP